書評:『ビジネスパーソンの誘う技術』 ベリッシモ・フランチェスコ
誘うことについて知りたくて読書。
誘う、声がけ、行動する。
積極的にオラオラ系で話しかけるのではなく、実は明確に目的と冷静さが必要ということ。
自己客観視し、相手が求めているイメージやキャラクターを知りそれを演じる。
スーツや洋服、靴、アクセサセリーの話はイタリア人ならではの視点と情報だと思う。
男女でほめ方を変える。会話のきっかけを作って教えてもらう。
著者の日本で努力を重ねてきた過程が感じられて面白い。講演会などすれば興味持って聞く人も多いかと。
企画を立てる人が優位に立つ(p182〜)
インフルエンサーになることで有益な情報が入ってくる。常にホームへ巻き込むようにする。
視点が面白くて参考になる。
読書時間:約35分
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書評:『成功力 (臨場感たっぷりの語りCD付き)』 斎藤 一人
精神を図太くしたくて読書。
質疑応答を文章化したものなのでやや読みづらい。
天国言葉を口にし、言霊に氣をつける。
常に笑顔でを意識する。
そうなんだー、いいこと聞いた。(p155)
運・鈍・根が必要で、この中でも今の日本で必要なものは鈍。
神経質、過敏、氣にしすぎ、起こりもしない未来を悲観して心配しすぎ。
鈍感でいることを意識して生活する。
精神を図太くして、「まっいいっか」で生きるようにリマインドする。
読書時間:約40分
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書評:『マレーシア航空機はなぜ消えた』 杉江 弘
マレーシア航空370便墜落事故について知りたくて読書。
著者は元JALの機長であり、航空機事故を検証してきたエキスパート。
この370便が消息不明になる1週間前にマレーシア航空に乗ったのでよく覚えている。
本書は、航空機の構造、これまでの航空機事故の原因、事故後どう変わったかなど分かりやすく説明している。
その上で事故当時に話題になった様々な説について著者の見解を述べている。
後半はマレーシアという国の歴史や政治、国内事情について言及し、結論は、機長による犯行だったのではないかと匂わせている。実はそれが権力闘争に関わる部分なので国家ぐるみで隠蔽している。だから、事件の真相は永遠に明らかにならないだろうとしている。最後の真相が明らかにならない点は現実になっている。
著者はマレーシア政府に強い疑念と不信感を持っているようだ。読み進めていくと、2017年2月の金正男氏殺害事件でのマレーシア政府や警察の発表や対応。そして、不可解な手打ちで事件をウヤムヤにしたのは、マレーシア航空370便墜落事故とまったく同じなのではないかと思ってしまった。
もっと早くこの事件に着目して経緯を追っておけば、金正男氏殺害事件後のマレーシア当局の発表に不要に振り回されずにすんだかもしれない。
本書を読んで、マレー人と華人、さらにマレー人の中での権力闘争の歴史、現状などマレーシアの国内事情をもっと勉強する必要があると痛感。
日本人は、マレーシアを過大評価しすぎて現実のマレーシアが見えていないのかもしれない。いい機会なので、今後へ備えてマレーシアの歴史や国内事情についてもっと学ぼうと思う。
読書時間:約1時間10分
本書は知人からいただいたものです。有り難うございます。
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